広告主向けに、アフィリエイト広告のリスティングNG違反を防ぐ方法を解説します。
オークション分析でリスティングNG違反のサイトを見つける
まずは、リスティングNG違反のアフィリエイトサイトを特定しましょう。
Googleでリスティング広告を出稿している場合、管理画面の「オークション分析」機能を使うと、自分の他に広告を出しているサイトが表示されます。

ここに表示されたURLを開いて目視でチェックすれば、リスティングNG違反のアフィリエイトサイトがあるかどうか調べられます。
「オークション分析」の開き方
Google広告の管理画面で「キャンペーン > 分析情報とレポート > レポートエディタ」とクリックしてください。
レポートの中に「オークション分析-検索」があります。

表をカスタマイズして「行」に「検索キーワード」を表示すれば、キーワードごとのリスティングNG違反をチェックできます。
特に休日や深夜帯をチェックしよう
リスティングNG違反は、休日や深夜など企業が対応できない時間に行われることが多いです。
増税前&月末ということもあってか、広告主が禁止している商標キーワードでリスティング出稿している悪質アフィリエイターが本日現在大量に発生しています。もともと休日や夜間は違反PPC出稿が多くなるのですが、昨日~今日はとくに多いです。広告主はご注意を。 #アフィリエイト #リスティング #PPC
— アフィリエイトSOGO.COM編集部 (@affiliatesogo) September 27, 2019
オークション分析は、曜日や時間帯を指定して確認もできます。
リスティングNG違反がないか、土日や夜~朝の時間帯も確認してください。
リスティング広告違反を見つけたらアフィリエイターに連絡する
リスティング広告違反を見つけたら、まずは直接アフィリエイターに連絡しましょう。本人の意図せずにNGキーワードで広告が出てしまっている可能性も考えられます。

例えば、キーワードのマッチタイプを「インテントマッチ」にしていたり「動的検索広告(DSA)」を出稿している場合です。
アフィリエイター本人も気付きにくいので、まずは連絡して設定を変更してもらいましょう。
数日待っても返信がなかったり、広告が消えない場合は、そのアフィリエイターと「提携解除」し、違反期間中に発生した成果はすべて「非承認(否認)」として却下処理してください。
違反時のペナルティを厳しく記載する

リスティング違反を防ぐには、禁止事項だけでなく、違反が発覚した場合のペナルティまで明確に記載しておくことが重要です。
違反時のペナルティは、アフィリエイターが見る募集ページ(紹介文)の目立つ場所に、必ず以下のようにコピペして明記しておきましょう。
【重要】リスティング広告における商標キーワード(言い換え含む)の入札は全面禁止です。違反を発見した場合、即時提携解除とし、発生した成果はすべて非承認(却下)といたします。
先に厳しいルールを書いておくことで、悪質な違反を未然に防ぎやすくなります。
NGキーワードの言い換えや類似も記載する

リスティング広告のNGキーワードは、完全一致のキーワードだけでなく、言い換えや表記ゆれ、類似語、打ち間違いなども対象に含めることを明記しておくことが重要です。
- グーグル
- Googlu
- ぐーぐる
- ごおgぇ
ただし、考えられるキーワードをすべて列挙するのは現実的ではありません。
例えば、『Google、グーグル、ぐーぐる(※その他、明らかな打ち間違いや関連する複合キーワードもすべて禁止)』のように記載します。
表記ゆれのすべてを列挙するのは不可能なため、代表的な表記ゆれをいくつか挙げた上で、『関連ワードも一切NG』と一括りに指定しておくのが現実的です。
専用ツールを導入する
アフィリエイターのリスティング違反を見逃さないために、専用のツールを導入するのもよいでしょう。
例えば「Semrush」や「アドシア」といったツールがあります。


目視での監視に限界を感じたら、専用ツールの導入を検討しましょう。
| ツール | 料金(月額) | 機能 |
|---|---|---|
| Semrush | 約1万6千円〜 | 競合の出稿キーワードを調べられる。SEO対策にも使えるため一石二鳥 |
| アドシア | 要相談 | 地域や時間帯をずらす悪質な『隠れ違反』を24時間自動で監視・検知してくれる |
毎月数万円のコストはかかりますが、違反者に無駄な報酬を払い続ける被害額(赤字)と天秤にかけ、自社の予算に合わせて導入を判断してください。


質問、ご意見、感想をどうぞ